いびき・睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中、10秒以上呼吸が停止したり、浅くなったりして体が低酸素状態に陥っている状態です。傍から見ると、普通に眠っているのとまったく同じようなこともあります。しかし、睡眠時無呼吸症候群が続くと、血液中の酸素が少なくなり、結果的に体の各器官(脳・循環器など)に深刻な影響を及ぼす可能性が高まってしまうのです。また、日中も眠気が取れないことから、業務中の事故リスクも高まります。
こんなお悩みはありませんか?
- 眠っている最中、呼吸が止まる
- 寝起きに頭が痛い
- 日中眠くてたまらない
- 集中力が続かない
いびき・睡眠時無呼吸症候群の原因
睡眠時無呼吸症候群の代表的な兆候であるいびき。多くの方がいびき=太っている方に多いとお考えのようですが、実は小顔傾向のある方にも見受けられます。また、女性も30~35歳以降に増えるのが特徴です。その理由は、喉の周りの筋肉が少ない(もしくは衰えた)ことで、気道を閉塞してしまうためです。
いびき・睡眠時無呼吸症候群の治療法
睡眠時無呼吸症候群のなかでも、いびきの原因として多いのが、舌の位置に問題があり、気道を塞いでいるケースです。このような症例は、スリープスプリントを装着することで改善されることもあります。スプリントによって、下顎を前に引き出した状態になれば、舌も引き上がり、気道も自然と広がります。睡眠時無呼吸症候群に関しては、専門の医院で検査を受けることが大事です。専門医で検査してもらった結果、スリープスプリント治療が可能と判断され、紹介状があれば、当院で治療を行います。