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お知らせ

やめなさい!それ自虐行為【オーバーブラッシングの危険性と正しいケア】

こんにちは。広島市南区東雲本町にある江夏歯科医院です。

 

今回は『オーバーブラッシング』についてお話しいたします。


 

歯を磨く時、必要以上に強い力を入れて磨くことで

歯や歯肉に様々なトラブルが起きてしまいます。

それはオーバーブラッシング』というありがちな誤った磨き方です

 

強い力でゴシゴシ磨かないと磨いた気がしない、

歯周病やむし歯が心配でかため歯ブラシを押しつけて磨いている

という方は必見

せっかく時間を割いて磨いているのだから

毎回正しい磨き方で行えていればきちんと成果が出ます。

ところが頑張って磨いている人の中にも残念なパターンが

少なからずあります。

それがオーバーブラッシング』です。

 

歯肉の表面に引っかき傷ができたり

歯肉退縮や歯の磨り減りだったりとさまざまな弊害が生じます。

 

~オーバーブラッシングによって引き起こされる【トラブル】~

歯肉に磨き傷ができる

歯肉肥厚

歯肉が下がってしまう歯肉退縮がおきる

 歯肉が下がると歯の根元の部分が露出してしまいます。

 根元の部分は比較的柔らかいので、

歯の根元が擦り減りやすく又むし歯になりやすい

 歯の根元は神経に近くなるため温度がよく伝わりやすく

知覚過敏を引き起こしやすい

 

 

~オーバーブラッシングにならないための【正しい磨き方】

歯ブラシを鉛筆をもつようにして磨く

 力んでも強い力がかかりにくくなります。

毛先が少し広がる程度の軽い力で小刻みに動かす   

適正なブラッシング圧は150~200g程度

 

 キッチンスケールをお持ちのかたは、

 歯ブラシを当て、小刻みに動かして

 力加減を確認してみるとわかりやすいです。

 

 また最近は力のかけすぎを音で教えてくれる

 歯ブラシも販売されております。

 

 お使いの歯ブラシが1か月持たずに毛先が開いてくるようであれば

 強い力で磨いている可能性があります。

 

 むし歯や知覚過敏を防ぐためにプラスチックの歯科用レジンで

 露出した根元の部分を覆うことも可能です。

 

 最近歯肉が下がってきた、歯の根元が磨り減ってきた、

 そこがしみやすくなってきた、歯が長くなってきた気がする

 ご自身でオーバーブラッシングか気になる等ございましたら

 いつでもお気軽にご相談下さい。

 

 

文:下岡 ひかり